女性向け人材紹介事業を開始、ワークライフ全般の支援を
日本最大級のクラウドソーシングサービスとして知られる「クラウドワークス」を運営、インターネットで仕事を受発注できる環境の整備を進める株式会社クラウドワークスは2日、新たに転職・就業支援などを展開する人材紹介事業に参入し、第1弾として、女性向けの人材紹介サービス「ウーマンワークス」を開始すると発表した。
働く女性のトータル・キャリアサポートを掲げ、幅広い働き方の選択肢を提示、クラウドワーキングからフルタイム就業まで、個々にあったキャリア・デザインの形成を支援する。
「クラウドワークス」は、全国の企業と個人で働くクリエイターやエンジニアなど、さまざまな人々をつなぎ、時間や場所にとらわれない働き方を実現するプラットフォームとして、2012年3月に誕生。2015年10月現在で、その会員数は73万人を突破、クライアント企業も10万社を超えるまでに成長した。
参加ユーザーとしては、20~30代の子育て世代が最も多く、子育てや介護などといったライフイベント上の変化に伴い、クラウドワーキングを行っている人々のなかからは、現在の働き方を継続するだけでなく、復職を希望するニーズも高まっているという。
クラウドワーキングの実績も仕事実績として評価対象に!
こうした背景から、クラウドワークスでは、新たに人材紹介事業への参入を決定。クラウドワーキングのみならず、転職・就業までワークライフ全般の支援を手がけることとした。
「ウーマンワークス」では、「クラウドワークス」に登録する、主に20~30代の女性を対象とした転職・就業支援サービスを提供する。働き方の多様性を求める女性や、結婚・出産・子育てといったライフステージにある女性へ、個々に合った求人情報の提供とキャリアサポートを行うという。主にダイバーシティ推進に取り組む企業求人、企画職・営業職などを中心とした女性向け求人情報を取り扱う。
これまでの一般的な転職支援サービスでは、実地企業での就業経験および仕事実績が採用評価の対象となってきたが、「クラウドワークス」サービスとの連携により、クラウドワークスがクラウドワーキングの実績を担保することで、ここでの仕事実績データもしっかりと活用、将来的には就職希望先の企業に対するアピール材料として活かせるものにする。
なお今後について同社では、この女性向けに特化した「ウーマンワークス」だけでなく、職種に合わせた人材紹介サービスをスタートさせることも計画しており、クラウドワーキングを必要とするユーザー以外との接点も確保、雇用形態にかかわらず“働く”ことを通じたあらゆる経歴・評価・実績を蓄積して、人々の多様な働き方をサポートすることを目指すとした。
(画像はプレスリリースより)
株式会社クラウドワークス プレスリリース
http://crowdworks.jp/press/?p=6061「ウーマンワークス」 公式サイト
https://crowdworks.jp/cw-career/woman_works