社会や環境に対し、最も悪影響を及ぼしている企業
今年の「世界最悪企業」を決める、“パブリックアイ賞2012年(Public Eye Awards 2012)” のノミネート企業の公開と投票が開始されている。
スイスのベルン・デクラレーション(Berne Declaration) とグリンピース(Greenpeace Switzerland)が、世界のNGOに呼びかけて、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に対抗するイベントとして2000年以来開催するもので、社会や環境に対し、最も悪影響を及ぼしている企業を選ぶ。
東電、サムソン、シンジェンタなど6社がノミネート
ノミネート企業は、東電、サムソン、シンジェンタ、ヴァーレ、バークレイズ、フリーポート・マクモランの6社。YouTubeに“Public Eye Awards 2012”のノミネート企業に対する動画もUPしている。
東電に関しては、安全神話がメルトダウンを呼んだとし、経費節減のために原発の安全性を無視したことや、隠蔽と改ざんの企業風土などが指摘されている。
1月9日現在、1位の票数を集めているサムソンは、使用が禁止されている有毒物質を工場で働く人に通らせずに、また、保護することなく使用し、癌をもたらしたとしている。
Public Eye Awards 2012 (英語) Vote
http://www.publiceye.ch/en/vote/Public Eye Awards 2012 YouTube
http://www.youtube.com/user/PublicEyeAwards?feature=watch