ソネット出資のセーフィー、カメラとスマホのクラウド型防犯サービスを開発ネットベンチャーニュース

ソネット出資のセーフィー、カメラとスマホのクラウド型防犯サービスを開発

　2015年1月25日 22:45

簡単に導入できるホームセキュリティシステム「Safie」

ソネット株式会社が出資するIoT新会社のセーフィー株式会社は、専用通信カメラとスマートフォンによるクラウド型防犯サービス「Safie」を開発、19日よりクラウドファンディングの「マクアケ」において、カメラデバイスの予約受付を開始した。手軽に導入できるホームセキュリティとして、注目されている。

「Safie」は、エルモ社製QbicクラウドカメラCC-1とスマートフォンで、だれもが自宅や店舗の見守りや防犯チェックを行えるようにしたクラウド型セキュリティサービス。リアルタイムでのライブ映像はもちろん、録画機能を搭載し、録画映像でも任意の場所の様子を遠隔から確認することができる。

安価な防犯カメラ導入が可能

既存の防犯・監視カメラによる撮影データのほとんどは、個々のサーバーに保存され、データ活用の幅がきわめて制限されている。また、セキュリティ会社との契約を行うと、費用面でもある程度高額になりがちだ。

「Safie」は、こうしたコスト面や利便性、さらに手軽に安心して導入できるような設置スペース、通信環境のセキュリティレベルなどの問題点を解決すべく生み出されたサービスで、“テクノロジーを通じだれもが安心できる社会を創る”ことを目指して開発された。

対応カメラのQbicクラウドカメラCC-1は、屋外でも使える防水仕様のカメラで、赤外線ナイトビジョンにも対応するなど、暗い場所でもはっきりとした映像を届ける。170度超の広角レンズを採用し、400万画素のCMOSセンサーでHD画像を録画、設置場所でWiFiが利用できれば、すぐに使うことができる。価格は19,800円（税別）だ。

「Safie」サービスは、このカメラとスマートフォン、WiFi、インターネット環境があれば利用できる。ライブ視聴は基本無料で、初期設定などもスマートフォンで簡単に行える。視聴はPCからも可能だ。

7日間分の録画映像をクラウド保存するサービスと、動体検知による自動アラート機能は月額980円（税別）の有料プランで提供する。録画は音声とともにHD動画で行い、クラウドに保存、通信経路には世界最高水準の暗号化技術を用いており、プライバシーとセキュリティにも配慮しているという。

50名限定の「初期出荷コース」など、よりお得になるメニューも用意されており、手軽に導入できる安心システムとして活用が期待される。

（画像はプレスリリースより）