サントリー社製品の酷評レビュー投稿、相次ぐ
サントリーが「鏡月グリーン」商品紹介のWebサイトページにて「韓国/東海(日本海)」と表記、地名に関する見解を示しているのではないかと抗議が相次ぎ、19日午後にはページをサイトから削除。謝罪文を掲載するという問題が起きたが、これをきっかけに、Amazonで販売される同社製品に酷評レビューの投稿が相次いでいる。
本来は該当商品を購入するユーザーが、商品選びの参考にするためのレビュー投稿機能であるが、ごく簡単に投稿できることから、一部のユーザーに企業への意見表明やクレームを寄せる場として利用され始めているようだ。
(サントリー謝罪文)
花王製品、ゲームソフト…レビュー炎上問題がつづく
こうしたレビューのなかには、本来の商品の感想とはすでにかけはなれた内容となっているものも多い。商品レビューではなく、企業への不満を噴出させる場となっていると考えられ、さらにそうした酷評レビューに対し、大量の「参考になった」投票が寄せられ、炎上するという流れがあるようだ。
今回のサントリーにかぎられた現象ではない。最近では「韓流」をめぐるフジテレビへの抗議が飛び火し、その大手スポンサーである花王製品の不買運動や批判が高まるといった事態が発生したが、花王製品のAmazonページでも同様のことが発生した。今もなお、その傾向は続いてもいる。
さらに昨年9月には、ゲームソフト「アイドルマスター2」に対し、ゲームショウで発表された内容に満足できなかったファンが、やはりAmazonレビューで酷評を数多く投稿。炎上する事態に発展した経緯があった。
Amazon側でもこうした傾向に対し、悪質に過ぎる内容に関しては削除する対応にも出ているようだが、投稿が殺到すると対応は追い付かず、炎上してしまうものとみられている。
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