突然の引退劇、「Aさん」は渡辺二郎被告
23日午後10時、
島田紳助さんが暴力団関係者との交際を理由に引退を表明した。人気絶頂のタレントの突然の引退表明はネットでもまたたく間に話題となり、
Twitterのトレンドワードでもすぐに
1位にランキング、ツイート数は翌24日の午前9時の段階では5,880を記録している。同時刻2位の「
上杉隆」のツイート数460を大きく上回る数字で、その衝撃の大きさをうかがい知ることができる。
会見で
島田さんは、個人名を上げることはできないとし、友人「Aさん」を介して、暴力団関係者「Bさん」とメールのやり取りを数回したと語ったが、
msn産経ニュースなど複数の報道が「Aさん」は元プロボクサーで世界チャンピオンの
渡辺二郎被告(※)であると報じた。
芸能ネタの執拗な報道の裏に…
島田さん引退を巡るツイートの中で目を引くのが、RT(リツイート)の多い、
引退のニュースでまず思い出した言葉。竹村健一「マスコミが、芸能ネタなりスキャンダル事件を連日連夜、執拗に報道している時は注意しなさい。国民に知られたくない事が必ず裏で起きている。」
というもの。
竹村氏の言葉はさらに、
「新聞の隅から隅まで目を凝らし小さな小さな記事の中から真実を探り出しなさい」
と注意を促しているという。
島田紳助さん引退はテレビ界に激震をもたらしそうだが、言うまでもなく、原発、震災、政治と目を離せない危機的状況が続いている今の日本。突然の引退劇の裏で、国民の不利益となるようなことがうやむやのうちに進まないよう、目配りは忘れないようにしたいものだ。
※msn産経ニュースによれば、
渡辺二郎被告は、99年、銃刀法違反で逮捕されたが、00年の公判において、島田さんが
情状証人として出廷したという経緯もある。島田さんは、暴力団関係者「Bさん」とは渡辺被告を仲介とした「間接的」な交流であるとしているが、渡辺被告自体が、現在、山口組系極心連合会相談役(Wikipediaによる)。
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友人「Aさん」は渡辺二郎被告Twitter
島田紳助引退のニュースでまず思い出した言葉。