フジテレビの韓流偏重騒動に火に油
フジテレビで放送中の人気ドラマ「それでも、生きてゆく」の9月8日放送、第10話内で使用された小道具に記載された「JAP18」という文字が、日本に対する侮蔑表現であり、韓国スラングと一致することから、放送後ネットでは大きな騒動になっている。
この文字が映りこんだのは、ストーリーのキーとなる15年前の傷害事件を取り上げた写真週刊誌の表紙。アップで映し出されたため、瞬間的とはいえ、かなり印象の濃い場面だった。
「JAP」(ジャップ)とはJapaneseを縮小した表現だが、一般には、外国人による日本人の蔑称として使われている。また「18」は、韓国語で“シッバル”と発音し、同様の発音である「シッバル」が“この野郎”“くそったれ”といった意味のスラングで、韓国国内では放送禁止用語ともなっており、ネットユーザーらは、このスラングの「シッバル」を「18」と置き換えて表現することもあるという。
AKB48をもじって用いたものと思われるが、こうした背景をまったく意識されなかったとも考えにくく、これまでの韓流偏重ではないかと批判が高まった問題をかかえるフジテレビだけに、これをうけたネット界の炎上は止まらない状況だ。
「LITTLE BOY」「セシウムさん」以上?!波紋広がる
また、この週刊誌の日付号数も8月21日となっており、この日はお台場本社前で大規模な抗議デモが行われた日と一致する。そのため、デモ行為に対する局側の当てつけではないかと推測する動きまでも出ている。
くわえてこれらを制作したスタッフ捜しにも熱くなるユーザーは多く、早々に番組公式ブログの記載から韓国語に堪能な人物を特定。この人物をたどっていくと、大学時代に所属していた部活のブログで「ジャップ」という言葉を多用した記事が見つかり、疑惑が強まっているという。
同じ週刊誌の表紙内に書き込まれた多数の人物名も、このスタッフと大学で同じ部活に所属していた人物や、現職のフジテレビ社員、同じ大学の卒業生といった、なんらかの関係のある人物の名前と一致しており、年も同年代と偶然とは考えにくい一致が多数みられることから、さらにこの疑惑の信憑性を支えるものとして話題になっている。
「セシウムさん」の表記で東海テレビは大きな批判を浴びたが、今回の騒動はそれを超える可能性があるほど大きなものとして、ネットの反響は広がっている。フジテレビ・ドラマでは「LITTLE BOY」の表記も先日問題になったばかりだ。この問題では「知らなかった」を通したが、今回はどうか。
10日、フジテレビ広報に問い合わせたところ「土曜日なので担当者がおらず、コメントできない」との回答であったということも各所で報じられている。フジテレビの意図は?今後の騒動の決着点は?すべてはいまだ見えないままだ。
「それでも、生きてゆく」フジテレビオフィシャルサイト