訴訟第一弾
ソニーの「
PSN(PlayStation Network)」と「
Qriocity(ビデオ配信サービス)」が
不正アクセスを受け、ユーザーの
個人情報7700万件が流出した問題で、4月27日、アラバマ州在住の
Kristopher Johns氏が、カリフォルニア州北部地区米連邦地方裁判所に
訴訟を起こした。
個人情報の扱いについて、ソニーは暗号化などのセキュリティー対策が十分ではなかったというのが訴訟理由。さらに、情報流失についての
通知が遅かったことも問題にしている。
対策発表も、賠償総額は2兆円超え?
Johns氏は、金銭的賠償と「無料でのクレジットカードの監視」などを求めているという。しかし、ソニーにとってこの訴訟はまだ第一弾に過ぎない。同様の訴訟は今後増えると思われ、賠償金は総額で
2兆円を超えるとの見方もある。
ソニーは、1日、「
暗号化レベルの強化」や「
不正アクセスを検知する能力の向上」など、今後の対策を発表、また、
PSNと
Qrioicityについては、近日中に
全面的に再開することを目指すとしている。
cnet Japan
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