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2024年11月28日(木)
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権力による意見の“抹殺”は、もはや不可能 斉藤和義「ずっとウソだった」熱唱

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権力による意見の“抹殺”は、もはや不可能 斉藤和義「ずっとウソだった」熱唱

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ネットで全国つなぐ「脱原発」プロジェクト
11日、「脱原発」を訴える大プロジェクト「『6.11脱原発100万人アクション』完全ライブ中継プロジェクト」に、アーティストの斉藤和義氏が登場、反原発ソング「ずっとウソだった」を熱唱した。同プロジェクトは、同日全国各地で行われる「脱原発」デモ・集会を、Ustreamなどネットを駆使して多元的にライブ中継、「脱原発」運動を全国同時展開しようという試みだ。

斉藤和義
[photo by morisius cosmonaut]

斉藤氏は、プロジェクトを主催する岩上安身氏から直々のオファーを受け参加、オープニングで「ずっとウソだった」を披露したが、この曲は斉藤氏自身の「ずっと好きだった」を自身で替え歌にしたもの。4月にYouTubeにアップされ、たちまち大反響を呼んだが、所属レコード会社・ビクターエンタテインメントのストップで、即刻削除された。

この辺りの事情については、日刊サイゾー
『公開後すぐに削除する』ことを前提に、ビクター側が(中略)黙認したものの、反響の大きさに慌てているというのが実情でしょう

という、関係者の分析を紹介している。

YouTubeでたちまち拡散、“抹殺”不能
しかしながら、ネットの世界では、「すぐに削除」=「永遠に消去」というのは、まずありえない話。実際、「ずっとウソだった」は現在でも複数のコピー映像がYouTubeに出回り、丁寧に歌詞の字幕まで挿入されたバージョンも存在するほど、“不死身”反原発ソングとなっている。

斉藤和義
1988年には、忌野清志郎氏(RCサクセション)が「日本の原発は安全です」と皮肉たっぷりに歌う、反原発ソング「サマータイム・ブルース」が発売中止になった経緯がある。しかし、この曲もまたYouTubeに存在、しかも、福島第一原発事故以降、再び急激に注目を集め、12日現在、再生回数50万回以上となっている。

斉藤和義
ネットは、散在する個々の小さな運動を連携し、バラバラだった力をたちまち全国規模に結実させる。ネットは、ひとりのささやかな反抗をまたたく間に拡散し、それを“不滅”の存在にしてしまう。巨大な権力が、自分たちに“不都合”な意見を“力”によって葬り去ろうとしても、それはもうできない相談なのだ。

外部リンク

「6.11脱原発100万人アクション」完全ライブ中継プロジェクト

楽天woman
斉藤和義の反原発ソングでスタート!「6.11脱原発100万人アクション」の完全ライブ中継プロジェクト

日刊サイゾー
斉藤和義の動画アップ騒動でレコード会社が右往左往する裏事情

斉藤和義オフィシャルサイト

忌野清志郎オフィシャルサイト

[斉藤和義 ずっとウソだった(歌詞付)]


[RCサクセション サマータイムブルース〜LOVE ME TENDER]

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