注意！　iPhone で使ってはいけない単純パスコード　トップ10

ソフォス株式会社（Sophos Ltd.英の日本法人）は6月15日、「iPhone で絶対に使ってはいけないパスコードトップ 10」をサイトにアップし、注意を喚起している（記事は本社サイト「Naked Securiy」掲載の記事の翻訳）。

記事によれば、Apple iPhone アプリケーションの開発者である Daniel Amitay 氏による調査では、iPhone ユーザーの 15% が、ロック画面を解除するのに、一般的なパスコード 10 個のうちの 1 つを使用しているという。

トップ10は、1位から順に「1234」「0000」「2580」「1111」「5555」「5683」「0852」「2222」「1212」「1998」。

「1234」、「0000」、「1111」、「5555」などはあまりにもわかりやすく危険で、「0852」や「2580」も、キーパットのキーを上または下に順番に入力しただけであり、推測されやすい。

「5683」はキーパットでアルファベットを入力するときに「LOVE」の配列になっているために広く使用され、「1998」が多いのは、1990年代を示している（たとえば、誕生日や大学の卒業年などが該当しているのかも）と推測される、としている。

日本の利用者では「5683」のLOVEや「199＊」といった西暦は上位には上がらないだろうが、単純な数字の並びとか、生年月日、自宅の住所・地番・電話番号、勤務先の電話番号、自動車などのナンバーは避けたい。

記事では、簡単な数字 4 桁のパスコードではなく、パスフレーズ（パスワードより文字数が長く英数字と記号の組合わせで構成される）を使用するように切り替えるように提案している。

また、「Top 50 passwords you should never use（絶対に使用してはならないパスワード上位 50）」も紹介されているので、使用することがないよう注意したい。



ソフォス「iPhone で絶対に使ってはいけないパスコードトップ 10」
The top 50 passwords you should never use