産学連携で実現!スマホでトレンドキャッチ
Web版の「キーワードなう」は目にしたことがある、または利用したことがある人も多いだろう。1時間、1日、1週間単位で、ネット上で話題のキーワードを集計してランキング、そのキーワードに関する情報を写真やWikipediaに連携させて表示している。気になるワードを選択すると、ニュースやTwitter、YouTubeなども一覧表示される仕組みだ。
この「キーワードなう」がiPhoneアプリとしてもサービスを開始した。Studio Ousiaとグルーヴィーメディアによる共同リリースで、今月20日から提供されている。
Studio Ousiaは、慶應義塾大学SFCでWeb検索、マイニングを行う研究者が立ちあげた産学連携型のベンチャー企業。このアプリにおけるキーワードのランキング集計とアプリ開発を行った。そこに同経営陣が役員を兼任するグルーヴィーメディアがWebサービス全般の開発を担当したという。
よりリアルタイム性を高く、“今”を伝える
ネット上の情報を収集して、そのなかのキーワードを抽出、ランキング化するサービスは他にもある。「kizasi.jp」などもその例だ。だが、kizasi.jpがブログエントリー収集を方法としているのに対し、キーワードなうはAPI利用の主要数サイトを軸にデータを収集している。より高いリアルタイム性と確実性が高まる、ノイズが少なくなるところが特徴だ。
現時点では、このサービスによる本格的な収益化は念頭になく、ニュースサイトの代わりに日々定期的に目を通すものとなることを目指しているという。
トレンドを素早くキャッチして、なかでもどんなことがより多くの人々の心をとらえているのか、“今”をリアルにつかむことができるこのサービス。iPhoneで手軽に手のなかでもチェックできるようになった利点は大きい。
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キーワードなう・
株式会社Studio Ousia・
株式会社グルーヴィーメディア