映画前売り券をネットで！座席指定も可能な「ムビチケ」始動

当日券に比べお得に購入できる映画の前売り券。でも購入しに行くのが面倒…という人も少なくないのでは？そんな人にお勧めな新サービス「ムビチケ」が8月下旬にスタートするという。26日、関係者により発表された。

この新サービス「ムビチケ」を提供するのは、化と川グループなどが出資する新会社。希望する映画の前売り券を購入するだけでなく、購入後、映画館の座席指定までネットから行える点が特徴だ。気軽に購入できて、いい席が確保できるから映画ファンには朗報だ。システムはWindows Azureを活用して構築されるという。

「ムビチケ」では、まず利用者は見たい映画の電子前売り券を購入してその購入番号を取得する。番号を得たら、それをもとに各シネマコンプレックスのWebサイトから希望の座席を指定する。これで前もってしておくことはすべて完了だ。

当日、映画館に行ったら自動発券機で座席券を出力、あとは指定した座席でゆっくり鑑賞するだけとなっている。前売り券は当日券に比べ400～500円は割安だから、手軽で便利なうえにしっかりお得ができる。これまでの前売り券のように発券されないペーパーレスだから、配給会社にとってもコスト削減につながるようだ。

新会社は7月に設立。角川メディアハウスが73％を出資したほか、前売り券情報のメイジャー、映画公式Webサイトの制作などで知られるデジタルプラスも出資して、資本金1億5000万円で設立されたそうだ。

システム構築に使われたWindows Azureはオープン性が高い。近く発表される次期Windows Phone 7から利用可能になることが発表でも触れられたが、今後さらにさまざまなサービスと繋がり、幅広く利用できるようになる可能性が高い。ネットと繋がる、映画鑑賞の新しいスタイルが確立する時代がここから始まるかもしれない。




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