マルチリージョン対応に
GMOインターネット株式会社は10日、同社が運営する「お名前.com」の仮想デスクトップを利用できるクラウド型サービス「お名前.com デスクトップクラウド」において、利用するデータセンターを複数の拠点から任意で選択することができる、マルチリージョン対応とした。同日より提供が開始されている。
このマルチリージョン対応化で、日本だけでなく、米国のデータセンターを利用することも可能となった。GMOインターネットでは、障害対策としてバックアップの意識が高まっていることや、海外での事業展開を行う利用者からの要望を受け、提供開始を決めたという。データセンターの任意選択は、提供中の全プランで可能だ。
初期費用無料キャンペーンも
「お名前.com デスクトップクラウド」は、マイクロソフト株式会社の協力で、GMOインターネットが2010年7月より提供しているもので、いつでもどこでも、自分だけのWindowsデスクトップ環境を利用できるクラウド型のサービスである。インターネットにアクセスできる環境であれば、MacでもWindowsでもOK、iPadやAndroid端末なども利用可能と、OSやデバイスを問わず利用できるのが特徴だ。
OSにはWindows Server 2012を採用しており、仮想デスクトップとしてWindows 8と同様の最新の環境を利用することができる。利用プランには、基本的な「スタンダード」プランのほか、Windows 8アプリの開発環境としてVisual Studio Professional 2012がプリインストールされた「for Windowsアプリ」プランや、FXトレードソフトがインストールされている「for FX」プランもある。
24時間365日無料の電話サポートなどが設けられているほか、データセンターの所在地が米国であっても、各種サポートサービスは日本語対応となっているので、安心して利用しやすい。
今回のマルチリージョン対応化を記念し、「初期費用無料キャンペーン」も実施中だ。期間は2013年1月31日19:00までで、この期間に「お名前.com デスクトップクラウド」を申し込んだすべてのユーザーが対象となる。詳細はホームページ等で確認を。
GMOインターネット プレスリリース
http://www.gmo.jp/news/article/?id=4113お名前.com デスクトップクラウド
http://www.onamae-desktop.com/