サーバー不具合
米AppleのApp Storeにおいて、アプリの配信に障害が発生、ダウンロードしたアプリが起動しようとするとクラッシュしてしまうトラブルが頻発した。現地時間の4日ごろから多数同様の事態が発生したが、現在は正常なアプリ配信が回復している模様だ。
ユーザーはアプリに対し、最低の評価をつけるという反応に動いたが、今回の実際の原因はApple側にあり、App Storeのサーバーそのものにおける不具合であったという。
アメリカでは、独立記念日である7月4日に合わせ、多数のアプリがリリースされており、この数日の間にトラブルを起こすアプリが多数発生したとみられる。問題の発生は3日から5日の3日間にリリースされたアプリに集中しているとの報告も上がっている。
削除し、再インストールを
Appleは開発者向けのフォーラムでのAllThingsDへのコメントで、DRMのコードを生成するサーバーの不具合が原因と語ったという。ただApple広報の正式なコメントおよび回答は出ていない。
問題解決には迅速に取り組まれたものとみられ、配信の不具合は解消しているようだが、再発を防止するためにも原因の究明とその公開が待たれる。
万が一、壊れたアプリをインストールした場合は、そのアプリを削除し、App Storeから再インストールを試みてほしい。
AllThingsD
http://allthingsd.com/20120705/Apple
http://www.apple.com/jp/