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2024年11月22日(金)
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【速報】大津事件で再注目「この“いじめ対策”はすごい!」 具体的な対応を記したブログが拡散中

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【速報】大津事件で再注目「この“いじめ対策”はすごい!」 具体的な対応を記したブログが拡散中

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09年のブログが再び注目
いじめに本当に有効な対策はあるのか、いま多くの人がこの悩みに行き当たっているのではないだろうか。大津市のいじめ自殺事件を受け、にわかに注目を集めているブログがあるという。J-CASTニュースが17日報じた、教育評論家・森口朗氏のブログがそれだ。

森口氏は09年5月に、「この“いじめ対策”はすごい!」と題するブログをアップしている。そのいじめ対策は長野県のある中学校で実践されているものだという。ポイントを要約すれば以下の通りだ。
1:教員は1人でなくチームで対応
2:複数の加害者と複数の教員が別部屋で1対1で対応(加害者の発言の矛盾点が浮き彫りになる)
3:15分後、加害者を部屋に残し、教員が情報交換、矛盾点の分析を行なう
4:2-3を繰り返し、加害者に「いじめの事実」を認定させる
5:加害者に泣くまで反省を迫る
6:しかし、被害者にすぐには謝らせない。すぐに謝ると“すっきり”してしまうから。少なくとも1週間経ってから謝ることを許す

※さらなる詳細は、ぜひブログをご参照を。(下部にリンク)

いじめ
[image by flickingerbrad]

大津市の自殺事件を受け、さらに拡散
ブログには、
・実践しているのは凄い
・被害者、加害者をともにいじめのジレンマから脱却させる戦略は見事
・ヒントと感動をいただきました

など多くのコメントが寄せられている。

また、大津市の事件を受け、ブログはこのところTwitterでさらに拡散しているようだ。森口氏も、この7月16日のブログで、ここ数日、ブログへの書き込みやメールが増えていると報告している。

「今通っている学校だけが居場所じゃない」
森口氏は、この対策も万能だとは考えていない。16日のブログでも、万能の対策はありえないとし、それゆえに、
「対策の選択肢は多ければ多いほどよい」

と記している。

また、自宅学習も一定の条件の下、認めるべきとし、現在の中等教育を、
「青少年を一所に閉じ込めてベタベタとクラスメイトごっこをさせる」

ものと批判。そして、森口氏はこう記している。
「今通っている学校だけが居場所じゃない」そんな当たり前のことを子ども達が実感できたならば、いじめを無くすことは出来なくても、いじめ自殺をゼロに近づけることは可能だと思うのです。


外部リンク

森口朗公式ブログ
・この「いじめ対策」はすごい!
http://d.hatena.ne.jp/moriguchiakira/20090520
・私も「万能ないじめ対策なんてないと思う」
http://d.hatena.ne.jp/moriguchiakira/20120716

J-CASTニュース:「すごい」いじめ対策があった! ポイントは「校長」のリーダーシップ
http://www.j-cast.com/2012/07/17139637.html
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