「Xi」対応&世界最速起動
NTTドコモが、中国のファーウェイ社製スマートフォンを10月以降、国内で販売開始することが27日、明らかとなった。NTTドコモが中国製のスマートフォンを取り扱うのは初めての試みだ。
このスマートフォンは、ファーウェイが1月に発表したグローバルモデルを日本向けに改良したもので、ドコモが提供する高速データ通信「Xi」に対応するほか、ワンセグ機能、スマートフォン専用放送「NOTTV」受信機能を搭載しているという。
このほか特筆すべき特徴は、通常30秒程度かかる電源オフ状態からの起動が、5秒で可能といい、これは世界最速水準である。
10~11月、リーズナブルに登場か
28日追加発表の夏モデル5機種の中に含むモデルとして、10~11月をめどに発売開始とするとみられている。価格も1万円台になる見通しで、機能に対しきわめてリーズナブルなスマートフォンとなるようだ。
ファーウェイ社は、近年急成長している中国の新興通信機器メーカー。スマートフォンの端末開発にも力を入れており、すでにソフトバンクモバイルおよびイー・アクセスが同社製品を国内販売している。
HUAWEI(ファーウェイ)
http://www.huawei.com/jp/NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/