世界30か国(地域)30,000人を対象とした大規模調査
Googleは、世界30か国(地域を含む)、30,000 人を対象に、スマートフォンに関する大規模な行動・意識調査を実施、同調査結果を10月27日、日本でも公開した。調査実施時期は、2011年3月~7月。
調査は、スマートフォンの普及率、利用状況・シーン、使用用途、オンラインコマース(情報収集と購入行動)、広告への反応の5 つのカテゴリに分かれており、Our Mobile Planet サイトで、自由に閲覧できる。
Our Mobile Planet では、調査項目や対象の国を自由に設定し、調査結果をグラフ表示することができ、調査結果が表示された画面で、年齢層や性別等を変更することができる。また、調査結果はPNG 形式の画像、CSV、エクセルデータ(XLS)でダウンロードも可能。
*画像のグラフはPNGでダウンロードしたもの
目立って低い日本でのスマートフォン普及率
Google Japanは、「日本に関する興味深い結果」として、
・日本のスマートフォンユーザーがインストールしているアプリ数は平均 45 個で、調査対象の30 カ国中で最多でした。
・日本のスマートフォンユーザーで、毎日4回以上モバイルインターネットを利用していると答えた人は 68%で、これはアジアにおいてもっとも高い数字でした。
・日本のスマートフォンユーザーの45% が、スマートフォンで商品を購入したことがあると答えており、これはアメリカ、イギリス、ドイツに比べ約 2 倍です。
などを紹介している。
しかし、「興味深い結果」は、日本のスマートフォン普及率が6%(調査:2011年3月~7月、サンプル日本: n=2,000)という点で、韓国27%中国(都心部)35%と近隣国と比べかなり低い。シンガポール62%というのは驚きだ。
*グラフ(普及率)は左より
全ての年齢:中国35%、日本6%、韓国27%、シンガポール62%
18-29歳:中国47%、日本10%、韓国43%、シンガポール84%
Our Mobile Planet 「世界のスマートフォン ユーザーの利用動向調査」Our Mobile Planet 「アンケートについて - 手法」Google Japan 公式ブログ