IT・ネット関連からも多数ノミネート
自由国民社が10日、毎年恒例となっているいわゆる流行語大賞、「2011ユーキャン新語・流行語大賞」の候補となる語の60語を発表した。世相を反映し、IT・ネット関連からも多数の語がノミネートされている。
自由国民社は「現代用語の基礎知識」を発行する出版社で、この編集部から候補語は発表される。昨年は年間大賞は「ゲゲゲの~」となり、ネット関連では、Twitterの「~なう」がトップテン入りを果たした。
(昨年の模様)
震災関係がやはり強いか
今年の候補となった言葉の中で、ネット関連では「スマホ」や「ソーシャルメディア」「タブレット」などが挙がっている。スマートフォン=スマホは、とくに多く使用された言葉だろう。
ノミネートされた60語を一覧すると、やはり2011年は東日本大震災関連のものが目立つ。ネット上で話題になった「エダる(枝野る)」や「ぽぽぽぽーん」「こだまでしょうか」も震災との関連性の強い性格のものだ。
「がんばろう日本」「計画停電」「3.11」「復興」「放射線量」などは、よりストレートに東日本大震災関連の語として挙げられる。芸能・スポーツからは、「マルマル、モリモリ」「なでしこジャパン」「ラブ注入」などが入った。
今年を語るうえで、欠かせない流行語として選ばれるのはどの語か。年間大賞とトップテンはこれらノミネートされた語の中から、12月1日17時に東京・千代田区の東京會舘で発表される。
自由国民社 ノミネート語一覧新語・流行語大賞