薄型軽量(52g) ポケット内で違和感のない名刺サイズ
株式会社システムトークスは、最短2秒で計測できるほか、年間予想被曝量表示、小数点以下3桁表示、定間隔データ同時記録のW計測などの機能を備えた、5ヶ国語対応の携帯用放射線測定器「GC-U1」を、12月上旬より発売する。
<仕様>
検出器: ガイガー・ミュラー管
検知対象: ガンマ線、X線、ベータ線
測量時間: SRM:2秒~(自動調整)、標準モード:1分
アラーム設定: 遠距離、中距離、近距離、カスタム設定
外形寸法: 約90x50x17mm
重量: 約52g
標準価格はオープンで、同社ショッピングサイトでは、「放射線対策支援価格」として19,800円にて販売するとしている。
*画像はニュースリリースより
短時間表示で、危険な場所からすぐに移動
システムトークスは、「GC-U1」の特徴として
・最短2秒で計測結果が表示されますので、今いる場所が安全かどうかがすぐに分かります。
・今の場所に1年間いた場合の年間予想被曝量が表示されますので、国の基準との比較や、危険度を容易に把握することができます。
・また累積被曝量も同時に記録されており、実際にどれくらい被曝したのかがわかります。
・計測時間が短いため、食品購入の際に素早く検査できます。
としており、食品購入時の検査は、暫定基準などの低レベル汚染は測定できず、
食品に密着させて数値が少しでも上がる場合はかなり汚染されている可能性が高いので、購入をやめましょう。逆に、U1の数値が上がらなかったとしても、その食品が全く汚染されていないことにはなりませんので、禁止食材の選別には絶対に使わないでください。
としている。
また、「GC-U1」では「ベータ線を遮断せずに一緒に検知する」ようになっており、2秒で結果を出すことも含めて、高い数値が出るが、「(時間をかけて)極めて正確に測定することよりも被曝しないことが大事」というコンセプトで作られており、放射線測定器を携帯する目的が、危険な場所は避けるというアラーム器としての機能を第一とするなら頷けるのではないか。
システムトークス ニュースリリース