「;Dcloud」のAndroid/iPhone向けSDK無償提供開始
株式会社電通、株式会社ディーツー コミュニケーションズ、株式会社美術出版ネットワークスの3社は12月15日、デコメユーザーの使い勝手を飛躍的に向上させるクラウド型デコメ素材提供プラットフォーム「;Dcloud(ディークラウド)」を開発。また「;Dcloud」のAndroid向けSDK及びiPhone向けSDKを世界各国のアプリ提供者へ向け、同日より無償提供することを発表した。
「;Dcloud」を利用した各種アプリは、全世界のスマートフォンユーザーに対し、開発されたアプリケーションを通じて、2月末からサービス提供を開始する予定としている。
*画像はニュースリリースより
アプリ、機種を問わず「;Dcloud」でデコメ素材を自動的に同期
「;Dcloud」では膨大な数のデコメ素材がクラウド上に予め用意されており、ユーザーは自分の端末にデコメ素材があるかのように、デコメ素材を瞬時に呼び出すことができ、また対応するアプリ間を「;Dcloud」がシームレスに連動させるため、アプリ、機種を問わずデコメ素材が自動的に同期され、ユーザーは好きなデコメ素材を手軽に使うことができるようになる。
これまでの、デコメ素材を個々に選択してダウンロードしなければならない、また、ダウンロードしたデコメ素材をメールアプリ側から呼び出すことができない、機種を変更するたびにメモリーカードなどにコピーし新しい機種に移行しなければならないなどの煩わしさから解放され、使い勝手が飛躍的に向上する。
アプリ提供者に新しいビジネスチャンスを提供
また、「;Dcloud」はユーザーの使い勝手を大きく向上させる一方で、アプリを提供するデベロッパーは「;Dcloud」のSDKを利用することで自ら開発するよりも遙かに簡単に、デコメ素材を利用したコミュニケーションシステムを自らのアプリに組み込むことができ、保有するデコメ素材を国内だけに留めずに世界中に配布することが可能となり、新しいビジネスチャンスが提供される。
ユーザー向け「;Dcloud」サービスについては、「;Dcloud」で提供される無料のデコメ素材の利用や、企業が提供するデコメ素材をタップするとメッセージが広がり、近隣店舗検索ができたり、クーポンの取得ができるなどの情報にアクセスできるサービスなど。また、有料の「;Dcloud」サービスについては有料デコメコンテンツの利用や、「;Dcloud」 で提供しているコンテンツ以外のユーザー保有のデコメ素材をクラウドにアップロードして「;Dcloud」に対応する各アプリで利用する事が可能となるサービスなどが予定されている。
株式会社電通、株式会社ディーツー コミュニケーションズ、株式会社美術出版ネットワークス ニュースリリース