まるでSF映画、“レーザー・キーボード”
12月30日、ある個人ブログで
iPhone5の“コンセプト動画”なるものが紹介された。ブログタイトルに「4Sがゴミに見えてくる。」とつけられているが、そのタイトルが大げさとは思えないほど、
iPhone5の新機能は驚異的。しかし、早まらないでほしい。結論を言えば、それは
iPhone5の紹介ビデオではない。また、動画はすでに昨年8月頃に一度ネットで話題になったようだ。それを踏まえた上で、ご覧頂ける方は下部に掲載の動画をご覧あれ。見応えは十分だ。
動画のポイントを紹介すれば、
iPhone5の目玉は(コンセプトとしてだが)、「
レーザー・キーボード」。これは卓上に置かれた
iPhone5からレーザーでテーブル上にバーチャルキーボードが投射され、それで入力できるというもの。
iPhoneの小さな画面でタッチ入力することなく、通常のキーボードのサイズで打ち込むことが可能。映像を見ると、かなりSF映画的だ。
[工事中のaatma STUDIO公式サイト]
飛び出す“ホログラフィック・ディスプレイ”
さらなるウリは「
ホログラフィック・ディスプレイ」。これは、近い将来実現しそうな透明な液晶パネルのさらに上をいくシロモノ。
iPhone5から何もない空間に浮き上がってスクリーンが登場、そこに映像が表示されるという仕組み。これもまたSF映画を地で行くかっこよさだ。
種明かしをすれば、これはテレビや映画、広告などの3DアニメーションやVFXを手がけるアメリカのプロダクション「
aatma STUDIO」が制作したもの。Webサイトは工事中のため詳細は不明だが、
YouTubeに公式チャンネルを開設し、件の動画を掲載している。それによれば、動画は11年8月23日にアップされ、これまで実に4,000万回以上の再生を記録している。
今回紹介した動画の内容はまだ夢物語だが、とはいえ、スマホやタブレットの長足の進歩を見ると、そう遠くはない未来にこうした技術が実現しそうな気もしてくる。夢を与えてくれる動画だ。実現を期待して待ちたい。
YouTube aatma STUDIOチャンネル
http://www.youtube.com/user/AatmaStudioaatma STUDIO(工事中)
http://aatmastudio.com/[これは実現してほしい!夢のiPhone5]