開会式で歌ってほしいアーティスト暫定No1に!
世の中のあらゆることについて、投票による“
トップ10リスト ”を作ってしまおうというユニークなサイト「
THE TOP TENS 」が、現在、「
2012 ロンドン五輪オープニングセレモニー 」でパフォーマンスをしてほしいアーティストの投票を受付け中だ。ところが、ここで驚きの事態が発生している。18日現在、第1位を獲得しているのが、ボーカロイド「
初音ミク 」なのだ。
初音ミク は当サイトでも時おり取り上げているが、生身の歌手ではなく、
YAMAHA 開発の音声合成システムによる「
ボーカロイド 」、つまりはコンピュータが発音、歌うというバーチャル・シンガー。また、その姿は
CG だ。しかし、
初音ミク は爆発的な人気を誇り、その人気はいまやワールドワイド。
アメリカ でも5000人を動員する“
ライブ ”まで実現している(詳細は下部リンク先「
初音ミク ようやく“中の人”に脚光?驚愕のアメリカデビューがきっかけ 」ご参照を。ビデオ映像もあり)。
今日のテクノロジーの最先端
そして今回、“五輪一押しパフォーマー”とも言うべき投票の暫定1位となった。ちなみに、2位以下には、「Super Junor」「BIGBANG」「SHINee」などのK-pop勢がランクイン。
レディー・ガガ 7位、ジャスティン・ビーバー8位という展開だ。
初音ミク を推すコメント(英語)には、
・今日のテクノロジーの可能性を見せてくれるはず。とても興味深い。 ・現代科学とテクノロジーの発達の最新の証明。
という、なかなか説得力を持ったものもある。オリンピックが人間の身体能力の限界に挑戦するものであるなら、音楽分野のテクノロジーの最先端が紹介されるというのも、あながち“お門違い”とは言えないだろう(ちなみに、
初音ミク のライブはスクリーンにCGを投影、バックバンドは生身のミュージシャンが務めるというのが通常)。
コメントに「革命的パフォーマー」というものもあったが、
初音ミク が五輪に登場となれば、確かにこれまでにない革新的なパフォーマンスであることには違いないだろう。この「
THE TOP TENS 」の結果で実際の五輪出演が決まるわけではないが、今後の展開が楽しみだ。
[サイト“THE TOP TENS” 暫定1位の初音ミク]
THE TOP TENS:Singers You'd Like to Perform at the 2012 London Olympics Opening Ceremonies
http://www.the-top-tens.com/lists/singers-perform-london-olympics-opening-ceremonies.asp ネットベンチャーニュース:初音ミク ようやく“中の人”に脚光? 驚愕のアメリカデビューがきっかけ
http://www.netventure-news.com/news_7eH6vCiws.html [初音ミク、熱狂のアメリカライブ映像]
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