A6プロセッサはデュアル・コア?
「Repair Labs Blog」が8日、
iPad3のケースだという画像を公開した。中国のメーカーの内部の人間から独占的に入手したとしている。「Repair Labs Blog」は、画像から、
・ロジックボードの形が変わりそう
・iPad3のバッテリーは大型化しそう
・カメラが変更になる
などの点を指摘、これまでのウワサを裏付けるものと見ている。
しかしショックなのは、この「Repair Labs Blog」の記事を受けて、THE VERGEが報じた内容だ。THE VERGEは、自身の情報源からの話として、
iPad3にはA6プロセッサが搭載されるが、それはクアッド・コアではない
と伝えているのだ。つまり、A6だがデュアル・コアのままということだ。
[Repair Labs Blog掲載のiPad2/3のケース]
発表は29日、理由は“うるう年”だから?
クアッド・コアを期待していたユーザーも多いだろう。これが本当だとすると、いささか残念ではある(もちろん、まだ真偽は不明)。ただし、高解像度の
Retina Displayのために、GPU(グラフィック・プロセッサ)はかなり強化されると記されている。
また、THE VERGEは同記事において、ユニークな推理を展開している。
iPad3のアナウンス日についてだ。ずばりそれは
2月29日。なぜなら、これまでアップルはiPadのアナウンスを
水曜日に行ってきたから(iPad2は昨年3月2日水曜日)。今年は“うるう年”で29日が水曜日に当たるが、ではなぜ“うるう年”と関係があるのか。
英語で“うるう年”は「leap year」。「leap」には跳ぶ、はねるの意味もある。つまり、
iPad3を29日にアナウンスするとすれば、アップルはこの「leap year」と「leap」をかけて、
"It's time to leap ahead."(直訳すれば、「前へ向かって跳ぶ時が来た」)
というキャッチコピーを使うことができる、そうTHE VERGEは推理しているのだ。発想としては、かなりユニークで、ありえそうでもある。果たして、2月29日に正式発表なるか?
Repair Labs Blog:EXCLUSIVE - iPad 3 Back Housing
https://www.fix-iphones.com/blog/apple/exclusive-ipad-3-back-housing/THE VERGE:Alleged iPad 3 casing photo appears, sources say coming soon with improved GPU but no quad-core, thicker profile
http://www.theverge.com/2012/2/8/2785486/ipad-3-back-photo-appears-a6-retina-display