顕微鏡で精査、ピクセルが縦横2倍に
ウワサの3月第1週が迫っている。この日、
アップルがメディア向けイベントを開催して
iPad3を発表するとの憶測がひろまっている。同時に、当サイトでもしばしば取り上げているように、さまざまのリーク情報も賑やかになっている。
MacRumorsは17日、iPad3に搭載されるディスプレが高解像度の
Retina Display(2048×1536)である“証拠”を、ついにつかんだと報じた。MacRumorsは、入手したiPad3用と言われるディスプレイを顕微鏡で精査、iPad2のディスプレイと比較している。
[ディスプレイの比較記事(MacRumors掲載)]
入手したのはディスプレイ単体のため、電源を入れることができず、明瞭な比較はできないとしながらも、iPad2、iPad3のディスプレイを同倍率で拡大したところ、同一面積でピクセル数が倍になっていることを確認、その画像を掲載している。画像を見ると、確かにiPad2で2×2ピクセル分のサイズに、iPad3では4×4ピクセルが収まっている。
そして、この画素数から、iPad3に搭載されるディスプレイは
Retina Displayであると結論づけている。なお、ディスプレイサイズは現行と変わらず、9.7インチだ。
カメラは8メガ、ケースに微妙な変化
また、iMoreは19日、iPad3のカメラに関するリーク情報を伝えている。情報のオリジナルは中国のサイト「Next Media」が報じたもので、Next Mediaは「次世代iPadの“実物”の写真」を入手したとして、その画像を掲載している。
[“実物”の写真としてNext Mediaが掲載した画像]
記事によれば、リアカメラはウワサ通り
8メガピクセルになり、外形はiPad2とほぼ同じだが、エッジの丸みが
iPad3の方がややシャープになるとしている。
iPad3はディスプレイ用のバックライトのため、厚みが1mm程度厚くなると言われている。エッジをシャープにすれば、厚みの印象を和らげる効果があるので、その意味では、この画像の信憑性もなくはなさそうだ。
さまざまの情報がじわじわと集まっているが、果たして3月7日に発表になるか。そもそも、次世代iPadが「iPad3」になるかも不確定だが(一部にiPad2Sとのウワサも)、期待して待ちたい。
MacRumors:Confirmed: iPad 3 Has a 2048x1536 Retina Display
http://www.macrumors.com/2012/02/17/confirmed-ipad-3-has-a-2048x1536-retina-display/iMore:iPad 3 rumored to have 8 megapixel camera, more tapered casing
http://www.imore.com/2012/02/19/ipad-3-rumored-8-megapixel-camera-tapered-casing/ネットベンチャーニュース:iPad3、ディスプレイは「本当に驚異的」アップル従業員語る 発表は2月29日?3月第1週?
http://www.netventure-news.com/news_axKQiIBykE.html