まずは開発者向けに公開
Mozillaが現地時間22日、Webブラウザ上で動作するゲームやメディアコンテンツ、音楽、プロダクツなどのアプリを販売する「Mozilla Marletplace」を、来週には開発者向けに公開すると明らかにした。本格オープンとなる、一般ユーザーへの公開は、今年2012年の後半となる見通しだ。
この「Mozilla Maketplace」で扱われるアプリは、Firefoxなど対応ブラウザが動作する環境であれば、パソコンでもスマートフォンでも、タブレット端末でも、あらゆるプラットフォームで利用できるという点が特長だ。
開発者の支援体制も
アプリの認証方法でも、他のアプリストアとは少し違って、ユニークなスタイルを採っている。新しい個人認証システムである「Persona」を利用したもので、デバイスに対してではなく、アプリ購入者個人に対して認証を行うため、ユーザーは購入したアプリやコンテンツを自前のすべてのデバイスで自由に利用可能になる。どこでも好きな時に使え、利便性が高いのがうれしい。
アプリ開発者は、HTML5、JavaScript、CSSなどによるアプリを販売することができる。Mozillaでは、アプリの使用感をネイティブアプリに近づけ、向上させるため、新しいAPIの提供などを行い、開発者の支援も行っていく予定だそうだ。
The Mozilla BLOG
http://blog.mozilla.com/blog/2012/02/22/mozilla-marketplace-opening-for-app-submissions-soon/Mozilla
http://www.mozilla.org/