6月16日より「SP版」登場
国税庁は、納税における利便性をさらに高めるため、6月16日よりスマートフォンやタブレット端末からも「e-Tax」サービスの一部の手続きを利用可能とすると発表した。電子納税・申告システム「e-Taxソフト(SP版)」(SmartPhone版)としてリリースする。
「e-Taxソフト(SP版)」は、ユーザーからの要望を受けて開発したものといい、これまでのPC版における機能の一部がスマートフォンなどからも利用できる。対応OSはAndroid 4.0以降、iOS 6以降となっている。
各種申告・情報登録、納税手続きの一部やお知らせ閲覧などが可能
「e-Taxソフト(SP版)」では、スマートフォンなど向けに設けられた専用の「e-Taxホームページ」を閲覧でき、国税庁からの「重要なお知らせ」や「お知らせ」などをチェックすることができる。
また、この専用ホームページから「e-Taxソフト(SP版)」へログインし、各種申告・申請などデータの基本情報となる氏名・住所といったユーザー情報登録や、税務署からのお知らせなどを受信するメールアドレスの登録・確認・変更が行えるほか、納税手続きも一部行え、税目・納付金額などのデータ作成および送信、ダイレクト納付、インターネットバンキングへのリンクなどの利用が可能となっている。
さらにe-Taxに送信した申告・申請などのデータ送信結果や、e-Taxを利用して還付申告を行った場合の還付金処理状況の確認も行える。「e-Taxソフト(SP版)」の利用可能時間は、e-Tax利用可能時間と同じ。なお、ダイレクト納付およびインターネットバンキングによる電子納税については、e-Taxの利用可能時間内で、かつ納税手続きを行う金融機関のシステムが稼働している時間が利用可能時間となる。
![外部リンク](./images/bar_link.png)
国税庁 発表資料
http://www.e-tax.nta.go.jp/topics/e-Tax PC版 ホームページ
http://www.e-tax.nta.go.jp/index.html