LINEが商業施設内ナビゲーションのアプリを先行公開
LINE株式会社は12日、同社のスマートフォン向けメッセージングアプリ「LINE」の新たなファミリーアプリとして、地図アプリの「LINE Maps for Indoor」を発表した。Android版がGoogle Playより先行リリースされている。Android 4.0以上に対応し、利用料は無料だ。
この「LINE Maps for Indoor」は、ショッピングモールやデパートなど大型商業施設内のナビゲーションに特化した地図アプリ。アプリを起動すると、最寄りの商業施設リストが一覧表示され、そのなかから任意のものを選択して利用することができる。
ユーザーが行きたい店舗やレストランについて、名称を入力したり、地図上で選んでタップしたりすれば、目的地として指定できる仕組みとなっており、あとはアプリが現在地からその目的地までを最短距離で案内してくれる。
対応施設の拡大やiOS版の提供も予定
数多くの店舗やエンターテインメント・スポットがそろう商業施設に来たものの、行きたかった店舗がなかなか見つからず迷ってしまったり、化粧室やエスカレーターの場所が分かりにくくて困ったりといった経験に心当たりのある人も多いのではないだろうか。このアプリはそうした不便を解決し、快適なショッピングをサポートしてくれるものとなる。
最寄りの化粧室や授乳室などをすぐに探せるカテゴリー検索機能や、各店舗の営業時間、電話番号といった店舗情報をチェックできるページなども設けられているので、便利に使える。また、LINEや電子メール、SNSで現在地や店舗情報を相手に知らせて共有できるシェア機能もある。
日本語はもちろん、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に対応しているため、外国人観光客にも活用してもらえるという。現時点での対応は37施設だが、今後随時拡大していく予定で、LINEではさらにiOS版の提供も行っていく方針としている。
(画像はプレスリリースより)

LINE株式会社 プレスリリース
http://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2014/867