iOS向け「乗換NAVITIME」に「混雑予報」機能追加
株式会社ナビタイムジャパンは13日、同社の提供するスマートフォン向け乗換検索アプリ「乗換NAVITIME」において、日本国内初のものとなる電車の“混雑度”を予測する「混雑予報」機能の提供を開始した。iOS向けアプリで追加搭載されている。機能の利用料は無料だ。
この「混雑予報」機能は、ナビタイムジャパンが行った実地調査に基づいたもので、列車種別、停車駅などさまざまな列車情報をもとに設計された「混雑予報」予測システムではじき出された情報を提供するもの。毎日同じ通勤・通学ルートで利用していても、混み具合は異なるものだが、ナビタイムジャパンでは、今日自分が乗車する列車がどのくらい混雑しているのか、自宅を出る前に天気予報を確認するようにチェックすることを可能にし、少しでも快適な移動ができるよう、サポートしていきたいとしている。
まずは東急田園都市線 渋谷方面で提供、Androidも対応予定
今回リリースした「混雑予報」機能では、まず平日の午前6:30~午前10:00における東急田園都市線 渋谷方面を走行する列車の混雑度予測情報を提供する。アプリ上で、一列車ごとの混み具合を6段階のレベルによるアイコンで示すという。単純な混雑度だけでなく、ベビーカーを利用した状態で乗車するスペースがあるかどうか、その目安を知ることができる仕組みともなっている。
対応路線は今後順次拡大予定といい、さまざまな路線がカバーされることで、より利便性を高めていくものと期待される。なお、現時点ではiOS向け「乗換NAVITIME」限定での提供だが、Android向けの「乗換NAVITIME」にも対応させ、追加搭載する予定としている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ナビタイムジャパン プレスリリース
http://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/201411