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2024年08月02日(金)
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モバイルネットワークが機能しなくなってもBLEで情報伝達を可能に!NTTドコモが新技術を開発

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モバイルネットワークが機能しなくなってもBLEで情報伝達を可能に!NTTドコモが新技術を開発

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緊急時、近くのスマートフォン同士をつなげて情報伝達
株式会社NTTドコモは10日、大規模災害発生時などで携帯電話ネットワークが機能しなくなってしまっても、近距離無線通信Bluetooth Low Energy(BLE)を活用し、スマートフォン同士で情報伝達を引き続き可能とする新技術を開発したことを明らかにした。iOSもしくはAndroidであれば、異なるOS間でもつながることができる。

この新技術は、スマートフォン端末に搭載されているBLEを使い、音声やパケット通信などの携帯電話ネットワークを介することなく、近くにいるスマートフォンユーザー同士が接続し合い、情報を伝達するもの。

停電や基地局ダウンなどでネットワークが機能しなくなっても、自分の安否情報などを近隣にある対応スマートフォンを通じて、携帯電話エリア内にあるスマートフォンまで順に伝達していき、災害用伝言板などへ情報登録することができる。情報登録においては、「Google パーソンファインダー」と相互連携するという。

NTTドコモ
ソフトウェア開発キットの公開や新サービスで実用化を目指す
これまでBLEなどを利用した近距離通信は、同じOSのスマートフォン同士でデータ交換の手段として用いるのが一般的だったが、今回、NTTドコモは異なるOS間であっても利用できる新技術を開発し、より多くの端末間でのデータ伝達を可能に、こうした非常時に活躍するサービスとして設計した。

対応OSはiOS 7.1以上、Android 5.0以上で、3月中にも、この技術のソフトウェア開発キットを公開する予定としている。また、新たな安否情報登録サービスについても実用化を検討しているといい、緊急時に生きる仕組みの構築を進めていく方針だ。

なお、この新技術開発をめぐる取り組みについては、3月14日~18日の日程で仙台において開催される、第3回国連防災世界会議関連事業「防災産業展in仙台」において、ワークショップ講演とデモンストレーションを行い、紹介するとしている。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

株式会社NTTドコモ ニュースリリース
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2015

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