Android版「Google アプリ」と「Google マップ」で混雑状況をお知らせ!
米Googleは現地時間の21日、検索した店舗・施設などについて、今どれくらい混雑しているか、確認することができる新機能をリリースすると発表した。Android版「Google アプリ」と「Google マップ」で利用できる機能で、リアルタイムの混み具合や訪れている人々の平均滞在時間を知ることができる。
Googleは、昨年「Popular Times」ツールと呼ばれる、特定の場所が最も混雑する時間帯はいつか、グラフで表示して教えてくれる機能を、「Google 検索」や「Google マップ」にウィジェットとして追加したが、今回の機能はこのコンセプトをさらに進化させたものになる。
ちなみにこの「Popular Times」は、匿名化されGoogleサーバに保管されているユーザーからの位置情報などを集計、それらデータをもとに最も混雑する時間帯の割り出しを行っている。
このグラフ表示でも、およその混雑状況をつかむことができたが、新機能では、自分が調べた店舗など対象施設が現在どれくらい混雑しているか、1時間単位で分析・判断したライブ情報をチェックできるようになり、より正確にそこへ足を運んだ場合の状況を予測、混雑した時間帯を避けて利用するといったことが可能になった。
年末商戦シーズンやイベントシーズンの外出にお役立ち!
新機能は、ユーザーが飲食店や商業施設を検索した際に動作する。これから利用を検討している場所など、情報を得たいところについて検索し、詳細情報を表示させ、「Popular Times」のウィジェット部分を見ると、「LIVE」マークが付いており、そこで「A little busy(やや混雑中)」といった情報を得ることができる。
また、グラフ表示下のストップウォッチアイコン部分で、訪れている人々の平均滞在時間を示しており、ここからどれくらい待ち時間が発生するか、ちょっとコーヒーを飲むなどして時間をつぶすことができるかといったことを考えるのに有用なソースを得られるだろう。
さらにもう1つの新機能として、大型商業施設や公園スポットなど、1つの施設内において、営業時間が異なっているところがある場合、それを部門ごとに詳細まで分けて表示し、確認できる機能も追加している。
これらリアルタイムの混雑状況チェック機能や、部門別詳細営業時間の表示機能は、これから本格化する年末商戦シーズンやイベントシーズンで大いに役立つことだろう。外出時にはうまく活用し、スマートに楽しみたい。
(画像はプレスリリースより)
Google 公式ブログ 該当発表記事(プレスリリース)
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