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2024年07月22日(月)
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あなたの自転車もすぐにIoT化!Cerevoが「RIDE-1」を発売

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あなたの自転車もすぐにIoT化!Cerevoが「RIDE-1」を発売

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センサーでとらえたデータをネットで共有できる!スマホ連携サイクルデバイス誕生
株式会社Cerevoは15日、既存の自転車に取り付けるだけで使用できる、各種センサーを搭載したスマートフォン連携型のスマート・サイクルデバイス「RIDE-1(ライド・ワン)」をリリースすると発表した。Cerevoの直販サイト「Cerevo official store」などで購入でき、同サイトでの販売価格は24,800円(税別)、19日より順次出荷予定となっている。

「RIDE-1」は、スマートフォンやクラウドとの連携機能を搭載することで、従来のスポーツシーンに新しい楽しみ方を提案したり、付加価値を創出したりするスポーツ用品ブランド「XON」として展開する自転車向けのデバイス。走行データを記録するだけのサイクルコンピューターとは異なり、データをネット上でリアルタイムに共有・分析できる点を特徴とする。

「RIDE-1」本体には、GPSや加速度・角速度・地磁気を測る9軸センサー、湿度センサー、気圧センサー、照度センサーなどが搭載されており、走行中の位置やルート、速度に加え、自転車の傾きや斜度といったデータを記録することができる。本体のみで記録できるほか、スマートフォンとの連携、Bluetooth 4.1(BLE)接続で測定データをリアルタイムにスマートフォン上へ表示させ、サイクルコンピューターのように利用することも可能となっている。

また、フィットネス機器のワイヤレス接続通信規格として広く用いられている「ANT+」にも対応していることから、「ANT+」対応の他社製センサー情報を「RIDE-1」へ取り込み、クラウド上で記録として残したり、チェックしたりすることもできる。発売時点では、スピードセンサー、心拍センサー、ケイデンスセンサーに対応し、近日中にパワーメーターにも対応させるとしている。

「RIDE-1」を通じて「ANT+」機器の操作を実行することも可能で、今後のアップデートにより、あたりが暗くなったら自動で「ANT+」対応のライトを点灯させるといったことも可能になるそうだ。

RIDE1
つながる楽しさ、あなたの走りが変わる!
スマートフォン経由だけでなく、本体にIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN機能を搭載しているため、インターネット回線へ無線LAN経由で直接接続し、「RIDE-1」に保存された走行データをCerevoの専用Webサービスへとアップロードすることもできる。アップロードされたデータは、PCやスマートフォンのブラウザ、またはアプリから閲覧可能で、過去の走行データを振り返り、サイクリング記録として分析するなど、簡単にデータとして管理することができる。

スマートフォンのモバイル回線(3G/LTE回線)を利用した「ライブテレメトリ機能」も利用可能で、走行データをクラウドでリアルタイムに共有、現在位置を家族や知人に知らせることができるほか、伴走するサポートカーや遠隔地にあるピットから、走行中のライダーの位置や心拍数、パワー値など各種身体データを確認し、安全を確保したり、上級者の練習や実地レースに活用したりすることもできるという。

また、他の「RIDE-1」利用ライダーとデバイスのグループ登録を行えば、複数のライダーにおけるライブテレメトリを実施するグループ機能も備え、グループ仲間が今どのあたりを走行しているかといった情報をリアルタイムに取得することができる。あらかじめグループ登録が行われていれば、待ち合わせなどのシーンで、グループに参加するメンバーが集合場所まで、あとどのくらいのところまで来ているか、現在位置をチェックしあったりするといったことも可能になる。

さらにこの「RIDE-1」については、本体や専用ステー形状の3D CADデータ、Bluetooth Low Energyのキャラクタリスティック定義など、いくつかのデバイスリソースをオープンソースライセンスで提供していく予定となっており、サードパーティーディベロッパーによる開発・応用も促進されることが見込まれる。

自転車への装着は、基本として付属の専用ステーをダウンチューブのボトルケージ台座へ固定する仕組みとなっているが、この台座を持たない自転車への取り付けや、各種他アプリへの組み込みがオープンソースで可能になるとみられている。

Cerevoでは、Webサービス上のデータをエクスポートする機能のAPIなども、今後提供していくとアナウンスしている。

「RIDE-1」の対応アプリはiOS 9以上。Androidにも近く対応を行う。バッテリーの充電時間は約3時間で、Micro USB経由で実行、駆動時間は約15時間、IPX5の防水仕様となっている。付属品として、Micro USBケーブル、バイクマウント S/M、マウント固定用のネジ2つが同梱される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社Cerevo プレスリリース
https://info-blog.cerevo.com/2016/12/15/2984/

「RIDE-1」 公式サイト
https://xon.cerevo.com/ja/ride-1/

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