個人とチームの名刺データ共有でビジネスをサポート!
AOSモバイル株式会社は25日、同社の提供するビジネスチャットソリューション「InCircle」が、Sansan株式会社の法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」と連携、「InCircle」上での名刺情報共有などが可能になったと発表した。2つのツールをシームレスに使える仕組みが整備され、より営業効率を高められるようになっている。
ビジネスチャットの「InCircle」は、業種業態や導入団体の規模にかかわらず、万全のセキュリティ体制のもとで活用できるサービス。社内メールでの連絡体制から移行導入することで、ランサムウェア対策やメール誤送信対策が実行できるほか、業務効率を大幅に改善、企業の売上アップとコストダウンに寄与するシステムとなっている。
AIチャットボットの開発にもごく早期から積極的に取り組んでおり、最先端のチャットソリューションを素早く柔軟にカスタマイズして導入できる特長がある。シンプルで直感的に使えるインターフェースや、ローコストでオンプレミスにも対応する点なども評価が高い。
一方の「Sansan」は、『名刺を企業の資産に変える』をコンセプトとした、名刺共有・管理の世界初といえる法人向けサービス。紙媒体の名刺をスキャナや専用スマートフォン向けアプリで読み取りさえすれば、内容を正確にデジタルデータ化、クラウド型アプリケーションを通じて組織内での情報共有へとつなげられる。
データ化プロセスにおいて、入力オペレーターの人力を加えることによりほぼ100%の精度を保つ仕様となっている点や、相手の細かな情報との一括管理、顧客管理データベースの自動構築、見込み客分析、最新情報への更新や社内人脈の可視化、外部システムとの自動連携などの機能を搭載する点が特色で、組織的な業務効率改善による競争力強化を実現させる。
今回、この2ツールの連携が開始されたことで、これまで手間のかかっていた個人とグループ間における名刺情報の共有が、安全かつ迅速に行えるようになった。
トークルームからすぐに情報が取り出せる!
利便性向上のポイントとなっているのは、連携点における「InCircle」の「チャットボットサービス」だ。トークルームで会社名や相手の名前の一部など、検索ワードを入力するだけで、チャットボットがデータベース上から条件に合致する名刺情報をくみ上げ、すぐに一覧表示する。
検索結果の一覧表示から必要な名刺情報を番号選択で取り出し、電話番号やメールアドレスをタップすると、そのまま直接相手に連絡をとることもできる。
利用を開始する際には、まずシステム管理者側で、「Sansan」管理画面から社員アカウントにAPI権限を付与、配布API-keyを取得する。個々の社員ユーザーは「Sansan」チャットボットとチャットを開始し、初回のみ、管理者から配られたAPI-keyを登録する手続きをとればよい。
これで名刺情報を個人で確認するだけでなく、ビジネスチャットをかわすグループ内のメンバー同士でもスムーズに必要な情報の共有ができるようになり、それをもとにしたビジネスアクションが迅速かつ適確に実行可能となることから、営業効率の向上に大きく寄与するものと期待される。
株式会社東京フードは、早速6月1日からこのサービスを本格的に導入するという。東京フードでは、これまでそれぞれ私用のSNSでスタッフ同士のコミュニケーションをとるシーンがあり、情報漏洩リスクへの懸念があったほか、今後の組織拡大を目指す上で営業効率の改善、仕組化にも課題を感じていたそうだ。
そこで、この「InCircle」と「Sansan」で実現される仕組みを導入することで、高いセキュリティ性が担保される環境下での円滑なコミュニケーション手段を確立するとともに、データベース化した顧客情報を迅速に社内で共有し合える体制を構築することを決めたとしている。
AOSモバイルでは、「InCircle」と「Sansan」のもつ営業支援ツールとしての利便性・機能をこの連携によって強化、よりビジネスに効果的なソリューションとして充実化させ、多くの企業へと提案していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)
AOSモバイル株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000021834.html「InCircle」
http://www.aosmobile.com/incircle/「Sansan」
https://jp.sansan.com/