MAMORIOとの業務提携を締結
株式会社Warranteeは9月29日、同社の提供する“モノ”を対象とする手軽なオンデマンド型保険「Warrantee Now」の紛失・盗難対応に向け、MAMORIO株式会社と業務提携を締結したことを発表した。MAMORIOによる世界最小クラスの紛失防止IoTデバイス「MAMORIO」を活用し、「Warrantee Now」でのサービス化を目指す。
「Warrantee Now」は、保証書管理クラウドサービスのWarranteeが10月中にも正式リリースを予定しているオンデマンド型保険サービス。スマートフォンアプリを用い、自分の大切なモノに、24時間単位で必要な時だけ、いつでもすぐ保険をかけることができる。1日19円からと手軽に加入でき、解約もスムーズ、従来型の保険ではカバーしきれていない“安心”を“必要なものに必要な期間だけ”確保したいというニーズにきめ細かく対応する。
モノのメーカー保証期間内における保険適用だけでなく、デジタル家電ならば自然故障で発売後3年まで、生活家電で発売後5年、破損や水濡れに対しては発売後10年まで対応するなど、より幅広くカバーする内容になるとされる。今回さらにMAMORIOとの提携により、モノの紛失・盗難に対する保証へとサービスを拡充することを目指すことが明らかになった。
スマートに大切なモノを守る!
「MAMORIO」は、Bluetooth Low Energyを活用した専用タグを付けておきさえすれば、万が一の紛失・盗難時に、スマートフォンと連携して所在地を地図で確認、早期に手元へ取り戻すことができるよう工夫したIoTデバイス。
置き忘れを防止するアラートと、紛失した場所の地図表示、「MAMORIO」アプリを用いるユーザー同士で協力し、相互に紛失物を捜索する「クラウドトラッキング機能」も搭載されている。この「クラウドトラッキング機能」をオンにすると、他のユーザーが紛失した「MAMORIO」とすれ違った場合にその場所を知らせる仕組みが作動し、情報を共有、迅速に発見できるようになる。
駅や商業施設の遺失物センターなどに専用の「MAMORIO Spot」を設置する取り組みも進められており、この「MAMORIO Spot」と「お忘れ物自動通知サービス」で、持ち主であるユーザーに自動でその場所を知らせる仕組みも用意されている。
「Warrantee Now」では、この「MAMORIO」の紛失物探索・早期発見および回収機能を活用し、紛失・盗難時の対応保険サービスとして加え、ユーザーへの提供を目指していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社Warrantee プレスリリース
https://www.warrantee.jp/pages/press_20170929.pdf