現実世界とデジタル世界をつなぐ!新体験を気軽に
日本エイサー株式会社は6日、Windows 10搭載PC向けのAcer Windows Mixed Realityヘッドセットコンシューマーバージョン「AH101」を10月17日より発売すると発表した。6日より家電量販店および同社のオンラインショップ「Acer Direct楽天市場店」で予約受付を開始している。
「Acer Windows Mixed Realityヘッドセット」は、現実世界とデジタル世界が複合的につながり、影響し合う“複合現実”体験が可能な「Windows Mixed Reality」空間を、一般ユーザーも手軽に体験できるものとした次世代インターフェース。
Windows 10搭載PCにHDMIとUSBケーブルを用いた接続を行いさえすれば、拡張現実と仮想現実の技術をミックスし、没入感の高い複合現実世界を自宅で楽しめるようになる。特別な内装工事や複雑な設定を必要とせず、インサイドアウト方式のトラッキングシステムをヘッドセット本体に内蔵することで、ごく簡単なセットアップにより、視界の広い複合現実体験を可能とした。
前後左右、上下移動、傾き、回転の6DOFによる高い自由度の位置トラッキングで、装着したユーザーの体と頭の細かな動きを敏感に検知。創出された空間内を移動したり、任意の方向へと視点を向けたり、付属するモーションコントローラーを動かすといった動作に反応し、Windows Mixed Reality内の空間がインタラクティブに変化、臨場感あふれるリアルな体験ができる。
軽量でフィット感も抜群、快適に未体験の没入感を実現
ヘッドセットには、2つのセンサーが内蔵されており、これによってユーザーの動きを瞬時に認識する。そして360度に広がるスクリーンと連動し、壮大な複合現実の空間を映し出すという。付属するモーションコントローラーを手に持ち、操作しながら空間を自由に移動して楽しむスタイルだ。
本体に搭載されているのは2つの2.89型液晶ディスプレイ。解像度は2,880×1,440ピクセルで、最大90Hzのリフレッシュレートによる表示を実行する。個人差のある瞳孔間距離(眼幅・IPD)は、ソフトウェアによって63ミリから前後8ミリの範囲で調節でき、メガネをかけたままでも違和感なく装着できるとされる。
ヘッドセットのサイドには3.5mmオーディオジャックがあり、ここに手持ちのヘッドフォンを接続すれば、さらに臨場感のある音響も楽しめる。ヘッドセットバンドにダブルパッドが付いているためフィット感に優れ、ダイヤルでホールド感の調節も可能、重さも440グラムとごく軽量であることから、ストレスなく利用できる。体験を中断する際には、バイザー部分を上げればOKで、その都度ヘッドセットごと外す必要もない。
付属するモーションコントローラーは、内蔵する6軸加速度センサーとヘッドセットのセンサーカメラがコントローラー上のマーカーを読み取り、位置や動き、操作などを創出空間へと反映させる仕様。「AH101」として2基がセットされている。
なお日本エイサーでは、「AH101」のリリースに合わせ、windows Mixed Reality向けアプリ開発者を対象とする、コンテンツ開発コンテストも実施予定としており、こちらの詳細は発売開始の10月17日にあらためて発表するとした。
(画像はプレスリリースより)
日本エイサー株式会社 プレスリリース
https://www.acer.com/ac/ja/JP/press/2017/304748「AH101」 製品案内
http://www.acer.com/ns/ja/JP/smart/