世界一の仮想通貨情報リソース作成を目指すFACTBASE、市場予測プラットフォームの事前登録受付を開始
株式会社FACTBASEは12月1日、仮想通貨市場に関する世界中の多種多様なビッグデータを収集して分析するAIを活用した情報サービス「SIGNAL」の事前登録受付を開始したことを発表した。専用フォームに必要事項を入力し、簡単な会員登録を行うと、LINEで通知が受け取れるようになる。
FACTBASEは、昨今、高い注目を集める仮想通貨に関し、その取引市場の情報リソースとして、世界トップの地位を確立するような投資家向けサービスの提供を目指している企業。金融市場最先端のセンチメント分析モデルを生かした自然言語処理技術と機械学習技術をベースに、あらゆる関連データを収集・評価を重ねていくことにより、仮想通貨市場の全体を俯瞰できる総合データベース「SIGNAL DB」の構築を図り、それをAIと組み合わせた仮想通貨の値動き予測を実現させていこうとしている。
直近ではビットコインを中心に大幅な高騰が伝えられる仮想通貨だが、その市場動向は予想しづらく、投資家は複雑かつ膨大な情報のキャッチアップと処理に困難を抱えている状況がある。
FACTBASEが目指すのは、こうした事態の打開であり、有益な情報が整理して提供される情報プラットフォームの開発だ。そうした中、今回同社より発表されたのがWebサービスの「SIGNAL」で、まずはα版の事前登録受付がスタートしている。
さまざまな話題と値動きの関連性を分析し、次の動きを事前に察知
「SIGNAL」は、最新のAIが24時間365日、あらゆるところから収集・分析し、処理した仮想通貨ビッグデータを見ることができるサービス。世界中の最新情報を常に監視・取得し、その影響を受けた仮想通貨の大きな値動きを予測する。事前に察知した動きを、情報としてリアルタイムに登録ユーザーのLINEへと通知して、買い時や売り時の判断材料にしてもらう。
ダッシュボード機能の「SIGNAL Board」画面では、AIが分かりやすくまとめて可視化した関連情報をチェックできる。具体的には、対象とする仮想通貨のプライスデータとともに、仮想通貨に対するインターネット上の感情推移や関連技術の開発度を見ることができ、話題と値動きがどのように関係しているか、またその仮想通貨がもつ潜在的成長力がどの程度であるかを考えるのに役立つ。
大きな影響が予想されるイベントの発生が検出された時には、「SIGNAL Alert」でユーザーのLINEへと通知を出す。各種上場情報や、仮想通貨の価格を急激に変動させそうな情報が出ると、この機能により、瞬時にその旨を知らせてもらえることから、これまでよりも迅速かつ的確な投資判断が行いやすくなると考えられる。
なお「SIGNAL」のサービスは、英語・日本語で提供される予定で、登録フォームもこの両言語をサポートする仕様となっている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社FACTBASE プレスリリース
https://fact-base.io/2017/12/17232「SIGNAL」
https://signal.fact-base.io/