無料でなければアクセスしたくない?
KPMGが実施したコンシューマーズ・アンド・コンバージェンス国際調査によると、オンラインコンテンツに対する消費意欲が最も低いのはイギリスのインターネット利用者であることがわかった。
この調査によるとイギリスのインターネット利用者の81%は、頻繁に利用しているサイトが有料になった場合、他のサイトに移ってしまうことがわかった。
アジア太平洋諸国は有料コンテンツにも積極アクセス
KPMGは22カ国で5,627人を対象に調査を行ったが、全体の43%は頻繁に利用するオンラインコンテンツにお金を払っても良いと考えている。しかし、イギリスに限ってみるとその割合は19%にすぎなかった。
最も気前が良いのはアジア太平洋諸国で、59%がオンラインコンテンツへのアクセスに料金を払ってもよいと回答した。
多少の不都合を我慢しても無料が一番
イギリスのユーザーの場合、48%は、もしやすく利用できるのであれば個人情報が追跡されることも厭わないと考えている。(もちろん、中にはオンラインのプライバシーや安全に懸念を持つ人々もいるが。)
全体としてイギリスの消費者の74%は無料アクセスと引き換えに広告を表示することを受け入れている。しかし携帯電話に限るとその割合は56%となっている。
British least likely to pay for online content according to new survey
http://www.netimperative.com/news/2010/july/british-least-likely-to-pay-for-online-contentKPMG
http://www.kpmg.com/global/en/Pages/default.aspx