Google社独自のプログラム言語
Google社が同社独自のプログラム言語「Go」(Go言語)を開発した。「Go」はC++のようなコンパイル言語で動的なウェブ用プログラム言語。Pythonにも近い。
Google的な言語
「Go」は特にマルチコアマシンでソフトウェアを走らせるために設計された言語。パイク氏は「Go」をパラレル(並列)言語と対極にある言語と位置づけている。
「Go」ではアプリケーションの再構築が可能。だから並行して動く複数の環境に対応出来る。分散インフラストラクチャ向けアプリケーションを簡単に構築出来る。ある意味非常にGoogle的な言語だ。Google社のバックエンド・インフラストラクチャGoogle I/Oは現在次世代プログラミング言語Goを使いアプリケーション開発を行なっている。
アンドロイド携帯のアプリ開発が最終目的
ロバート・パイク氏はGo開発者の1人。ベル研究所のUnix開発チームの元メンバー。
パイク氏が語ったところによれば、このアイデアはプログラミング言語を一から構築するためのものだという。一から構築するというのはプロジェクト開発者の希望。
C言語、Oberon、Newsqueak、パイク氏が80年代に開発した言語、そういった言語からも一部アイデアを借用している。しかしプログラムの大部分は新しく作ったものだという事。
Go開発チームのリストの中にはUnixの父ケントンプソンの名前もある。Go開発チームのリストの中にはUnixの父ケントンプソンの名前もある。
Google社
我々はもう一度新しい言語開発に乗り出そうと考えている。garbage collectionにマッチする言語、現代のコンピュータ環境にマッチする言語、高速コンパイル可能な言語だ。非常に価値のある事だと考えている。
当初Goはサーバーサイドアプリケーションとして設計された。しかしパイク氏によれば「Go」はローカルコンピュータや携帯電話向けの言語でもあり、最終的にはアンドロイドフォンのアプリケーション構築に使われる事を想定しているという。
Google programming Frankenstein is a Go
http://www.theregister.co.uk/2010/05/20/go_in_production_at_google/