就職したい企業トップにグーグル
Universumが実施した調査によると、グーグルがビジネス部門とエンジニアリング部門の両方で、就職したい企業のトップに返り咲いたことがわかった。
世界で最も魅力的な就職先として選ばれたのはどんな企業だろうか?2位から4位には、KPMG, Ernst and Young, PricewaterhouseCoopers, Deloitteがランクインした。
UniversumのCEOであるMichal Kalinowski氏は次のようにコメントしている。
「我々は監査会社や日用消費財の会社が上位を奪還するのを目の当たりにしている。」
世界12カ国での調査
Universumの就職したい企業ランキングはアメリカ、中国、カナダなど世界12カ国・地域の上位大学で130,000人の技術系、ビジネス系の学生を対象に調査されたものである。
これは就職を控えた学生たちが雇用者として魅力を感じるかどうかという視点で企業を評価したものであり、必ずしもその企業の世界的な評判やブランド力とイコールではない。このリストをフォーチュン社の"最も称賛されている企業ランキング"やインターブランド社の"世界の最も価値あるブランド調査"とはあまりオーバーラップしていない。
有能な人材を惹きつけるためには
もし、企業のバランスシートやブランド力などの要因が、有能な求職者を惹きつける要因でないとすれば、一体その要因とは何であろうか。Universumのリサーチ・コンサルティング責任者であるLovisa Ohnell氏は次のように話す。
「プロフェッショナル業務における成功への鍵は有能な頭脳を確保することである。また、監査会社は有能な人材を惹きつけたり雇用者のブランド力を高める為に、他業種より多くの費用を投じている。」
この調査のIT部門では、グーグル、マイクロソフト、IBMの上位3社は去年と順位は変わらなかった、今年、そのトップ3を脅かしたのが4位につけたソニーである。同社は電子機器産業の国際的企業としてウォークマンの販売を加速させ日本ではiPodを追い越し、10月にはインターネットテレビ首位の座をグーグルからとって代わろうとしている。
Google
https://www.google.com/Universum
http://www.universumglobal.com/Google lands top spot on attractive employers list
http://www.theglobeandmail.com/report-on-business/managing/google-lands-top-spot-on-attractive-employers-list/article1729107/