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2025年04月21日(月)
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RIM社、インド国内でBlackBerryサービスを正式に開始

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RIM社、インド国内でBlackBerryサービスを正式に開始

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インド政府、BlackBerryのアクセスを許可
インド政府筋の発表によれば、Research In Motion社(以下RIM社)は9月1日よりインドでのサービス提供を開始した。

サービス開始の背景にはインド政府との交渉が成立した事が挙げられる。RIM社はインド政府による通信傍受を許可した。

インド政府は国内にRIM社、Google社、Skype社のローカル・サーバーを誘致して軍が使うBlackBerry回線やインターネット回線を監視していく。
BlackBerry
【image】FreeDigitalPhotos.net
RIM社、通信傍受認める
インド政府はRIM社が8月中に要求に応じなければ、電子メールとインスタントメッセージングサービス(IM)を閉鎖すると迫った。

これに対しRIM社は8月30日、要求に応じると発表した。インド政府はこれをうけ、9月1日よりこの方法を起動すると発表した。またインド内務省はRIM社が政府による通信傍受を受け入れたと発表した。

RIM社の株価はこの後上昇した。政府の発表の後の8月30日、RIM社のナスダックでの株価は米ドルで54セント上がって46.53米ドル(上げ率1.2%)、トロント証券取引所での株価はカナダドルで80セント上がって49.15カナダドル(上げ率1.2%)だった。以下ニュージーランドのニュースサイトTVNZ に掲載されたインド政府のコメント。

インド政府
RIM社は、インド国内のすべての通信で政府の通信傍受を許可した。今後インド国内のRIM社サーバーには傍受のシステムを加えていく。

この決定を懸念する声もある。セキュリティの高さはBlackBerryの人気を支える要素のひとつ。今回RIM社がインド政府の要求を呑んだ事でビジネスや政治の分野のユーザが同社のサービスから離れていく恐れもある。

しかし同時にインドでの事業を放棄すれば、ライバルのApple社やNokia社に市場を奪われてしまうという側面もある。Nokia社は11月5日からインドで電子メール・サーバのホスティングを開始するとコメントしている。IT開発国のトップのインド市場を失う事はRIM社にとって大きなマイナスだ。

同社の複雑な心境が垣間見える。

外部リンク

BlackBerry given access in India
http://tvnz.co.nz/world-news/blackberry-given-access-in-india-3751140
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