ニンテンドー3DS
「ニンテンドーDSシリーズ」の後継機「ニンテンドー3DS」が来年2月下旬に発表になるという。
「ニンテンドー3DS(Nintendo 3DS, ニンテンドースリーディーエス)」は任天堂の3D携帯型ゲーム機。いわば「3D iPod」。タッチスクリーン、ジャイロセンサー、ツインカメラ、3D映像などの機能を搭載する。
400 x 240ピクセルの上下モニタ2つ。下モニタがタッチパネルになっており、これはDSシリーズの構造とほぼ同じ。ただ、上モニタは視差バリア方式ワイド3D液晶ディスプレイを採用しており、裸眼で立体的なゲーム映像を見る事が可能。
上モニタの映像は、「3Dボリューム」というスライダーを使ってプレーヤーの目の位置にあわせ調節する。下モニタは従来の2D表示モニタ。
また、デバイス同士でゲームをダウンロードしたり、ゲームデータを交換したりする事が可能。自動WiFiサービスも搭載。スリープ時に自動でニンテンドーゾーンや無線LANアクセスポイントを探索。ゲームソフト等を自動でダウンロードする。
日本版「3DS」は来年2月26日に発売予定。日本国内の価格はおよそ300ドル(約25,000円)になる見通し。
「3DS」で首位奪還を狙う
任天堂の売上不振が続いている。今年9月、任天堂は同社の収益予想を下方修正したと発表した。不振の直接の原因はApple社の新製品群。Apple社はクリスマス商戦を前にラインアップを充実させている。
「DSシリーズ」は、任天堂のこれまでの携帯ゲーム機で最も成功したシリーズ。初回モデル発売から今年6月までに世界で売った台数は通算1億3000万台。
任天堂は3Dゲーム「3DS」で首位奪還を狙う。
Nintendo numbers savaged by Touch paradigm of iPod, iPad
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